実は…前半
2019年12月26日 (木)
トム
二連続投稿です。トムです。
こちらの記事を読む前に前回の記事を読んでいただきたいです。
理由は特にありません。なんとなくです。
さてタイトル通り、実は…な出来事が公演3週間前に起きていました。
何か?
なんと病気になって入院した役者がいます。
なんでも虫垂炎になって緊急入院して、手術前に破裂して腹膜炎も併発したらしいです。ほっといたら本当にこの世からサヨウナラしてたかもしれません。
その役者は9日間入院しておりました。本番一週間前の稽古から復帰して今回の舞台に間に合う事ができました。
そういう紆余曲折があって、今回の公演を迎えました。いやー、その役者も生きてて良かったですよ。
まぁご察しの通り俺なんですけどね。はい。
いゃー本当…生きてるって素晴らしいですね。
事の経緯を説明します。記憶の限りですが。
かなり長いので特に興味ない方はそっとプラウザを閉じてください。
12月2日
普通に会社に出勤。数日前から体調は悪いが、最悪インフルエンザかなーと思ってたくらい。
ちなみに前日の稽古は休みました。
仕事が終わって帰る時に少しお腹が痛くなってきました。
あれ?これはおかしい…お腹の風邪か?と思いました。
家族がショッピングモールにいたので迎えにいき、道中やべぇみたいな会話してました。
家について速攻でトイレ。出ない。下から出ない変わりに上から出るわ出るわ。
ちょっとやべぇなと思い、救急診療所へ。
実は以前も一回虫垂炎になっておりまして、その時は薬で散らしておりました。
ただもう一度なったら繰り返すから切除したほうが良いと言われてました。
そんな事を思い出しながら救急診療所へ。
お医者様の診察。症状から虫垂炎だと思います。以前にもなって薬で散らしてるというお話をし、今回の症状からも多分そうだと…
お医者様はこう言いました。
この程度じゃ虫垂炎かどうかわからない。
お腹の風邪かもしれない。
とりあえずお薬出すから、どうしてもダメだったら救急車呼んで。
わぉ。救急車呼ぶ前に救急診療所で診てもらった方が良いとアドバイスをいただいたのに…
今回、虫垂炎になって特に後悔した事は最初から救急車を呼ばなかった事です。はい。
それで一度実家に帰りました。30分と立たず救急車呼びましたよ、えぇ。病院に行く道中、段差の度に痛くて呻く30歳のおっさん。
一つ目の病院到着。診察は出来るが、入院出来る病室がないから入院になったら他の病院になりますと言われ、絶望した記憶があります。
でもこの時自分はまだ薬で散らす気でいました。
3週間後に本番が控えている。今手術すると団員に多大な迷惑をかけてしまうと。
手術は公演後にしようと。本気で思ってました。まぁそもそもこの時点では虫垂炎かどうかわかってなかったけど。
そんで検査した結果、虫垂炎。
記憶が曖昧だがこの時薬でも散らせるが入院を勧められた記憶があります。
最初薬にしようとしました。でも妻が絶対今回は入院して、手術してと言われました。
妻の中で何か直感が走ったのですかね。結果、この判断のおかげで命が救われたと言っても過言じゃないです。
何度かやり取りをして、医師からも腹膜炎とか併発しなければ3〜4日で退院出来ますという言葉をいただき、手術する事を決意しました。
ちなみに虫垂炎と分かったからやっと痛み止めを打ってもらえました。本当死にたかった。死ぬかと思ったじゃなく、死にたかった。そのくらい痛かった。
長くなったので続きはまた明日。